新しい環境、18年前の私。

オーシャンゼリゼを歌う

シャンゼリゼ通りでもなく

歌詞に意味があるわけでもないのですが

我が家の子どもたちと よく歌ううた。

 

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入学や進学、就職と新しい環境になる この季節。

年度がかわって Tottori Mama’sも新たな一年。

 

18年前、友達や知り合いもいない場所で

長女を出産し 初めての子育てに不安ばかりで

家にいても窮屈な気分だから

どこいくわけでもなく

ひたすら歩いて散歩や自転車ばかり

公園デビューという言葉が出てきた頃で

その言葉にプレッシャーを感じながら

初めて出かけた公園には砂場の枠に座りながら

楽しそうにしてるママたちがいて

声かけて反応が期待したものと違ったら嫌だなと

話しかけずに5分もたたずに出ていきました。

 

そのあとは ひたすら自転車でぐるぐる。

オーシャンゼリゼ歌いながら。

自転車が好きな子だったから ひたすらグルグル走ってればご機嫌で

子は可愛いなと思うけど 私自身は とても寂しくて

鳥取に帰りたい帰りたい帰りたいばかり。

あのとき公園で 勇気を出して

こんにちは

って話しかけてたら この子にも友達ができてかもしれない

あるときの検診で となりに座っていたママが

男の子ですか?

と話しかけてきて

女の子です

と答えると

あははーごめんやでー髪の毛薄いなぁ?

ってケタケタ笑ってて

なんか 自分はものすごく緊張してるのに

なんで この人は そんな笑えるんだろう

と羨ましくて 仲良くなれたらいいなと

何月生まれですか?

と話しかけたのを覚えてます。

 

そこから 毎年年賀状で

成長した我が子を自慢し合って

元気?と書いてくれた時間は私を思い出してくれたんだなと

なんか嬉しくなるのです。

 

傷つきたくない

守られる場所に身を置いていたい

ひとりはさみしい

そんな風に思っていたころがあったから

今、この季節に

期待してでたものの

親元を離れて寂しくなったり

見えない未来に不安になる

そんな子どもたちの気持ちはわかる。

孤独を感じるママたちの気持ちもわかる。

 

 

一歩の勇気をと言われても

その勇気がでないんだってってことも。

 

孤独を感じてた辛かった時期もあったなぁと

この時期思い出すのです。

 

自分で えいっと変わるしかないのだけど

ふわっと背中を押せるような存在

その勇気をしっかりとぎゅっと包み込める場所になれたらよいなと

いつも思っています。

 

きっと学校も先生方は同じ気持ちで

子どもたちを待ってくれているはず。

 

離れている親は

心で頑張れ頑張れしか言えない。

会いに行きたいし

そばにいてあげたいなとも思うし

もどかしいけど

いつだって子の成長を信じていたいものです。

葛藤はあるけれど・・・

 

子も自分と戦いながら

親も人だから

いつだって迷いながら悩みながら

子どもたちが よい方向へ進めることを願うのみ。。

 

 

と、そんなことを言ってる私も

親として 悶々しながら過ごす最近なのでした。

 

オーシャンゼリゼを歌いながら

すべてはよい方向へと信じよう。

 

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