先日、八頭町から市内へ車を走らせていましたら
緑の短い苗が並ぶ田んぼの水に
夕陽が照らされて(?)水が夕陽色に染まっていて とてもきれいでした。
子どもと
「見て、きれいだよー」
「本当だね きれー!」
と、会話をしながら
こういった自然の美しさを身近に感じられて
子どもと感動の共有が しょっちゅう生まれる鳥取は
本当に豊かな場所ですよね。
子どもが大きくなったとき
「鳥取は自然しかない」
なんていう日が もしかすると来るかもしれませんが
その自然に色々なことを教えてもらいながら大きくなったことを
親子で共有した感動を思い出してもらえたらよいなと思います。
さて、先月のお話になりますが・・・
親子で田植え体験を開催しました。
子どもたちが苗をもって 平均台みたいな細い場所を 並んで慎重に歩く姿は
とっても可愛かったです。
小さなお子さまは、保護者の方と一緒に。
さらに小さなお子さまは 田んぼに入りたがる 笑
田んぼに裸足で入った子どもたちからは
「気持ちいい!!」
という声が聞こえました^^
MOA自然農法 八坂農場の無農薬でお米を育てる田んぼで
MOA中村さんのレクチャーのもと
苗を ロープに沿って 1本1本植えていきました。
深く植えすぎてもだめ
浅く植えてもだけ
いいあんばいのところでね
と言葉を聞きながら
子どもたちが順番に植えていました。
そして、田んぼに入って楽しんだ小さな男の子
土を落としたいママと水で遊びたい男の子
そうなりますわね 笑
親子で田植え体験には、こんなにたくさんの方々がご参加くださいました。
お米を作るまでの課程は、田植えだけではなく
種を植えて苗に育てたり
田んぼの土を耕したりと
田植えをするまでの準備もあり
田植えから 収穫までも 様々な作業があります。
田植え=楽しかった!という気持ちから
お米ができるまで どうなってるのかな?
あの苗は どれくらい育ったのかな?
と、家の近くの田んぼに興味をもって眺めて
自分が植えた苗を重ねて想像してみたり
そういうところから
自分がいただく米のことを知ってもらえたらなと思います。
子どもたちへ伝えたい「食」のこと。
私たちは栄養士でも調理師でも研究家でも農業をしているわけではありませんが
どんな食も 大事に育てられたものであること
色んな人が関わって スーパーに並ぶこと
栄養や健康を考えながら料理してくれていること
自分の目の前に食が並ぶまでを
専門の方にご協力いただきながら
いろいろな視点からの体験ができたり
知らない発見があったり
当たり前じゃないことに気がついたり
ありがとうの気持ちが生まれたり
食を通して
子どもたちに伝えられることは何かなと考えながら
農業と関わっていけたらいいなと思います。