≪サスティナ・ママ≫ 明かりのない時間を想像してみる

≪サスティナ・ママ≫シリーズ

 

※Tottori Mama’sのサスティナママとは

〝サスティナママ〟 知ることから始めよう

 

もうすぐ夏至。
昼の時間が一番長い日。

夏至といえば・・・キャンドルナイト。

 

「キャンドルナイト」とは、
2001年にカナダではエネルギー政策に反対をして
自主停電運動がおこり
そこから世界に広がり
日本では2003年から
「100万人のキャンドルナイト」というイベントが毎年実施されています。

 

環境問題から始まったキャンドルナイトだけれど
「CO2削減のために!!」ではなくて

 

キャンドルを囲みゆるやかに過ごす時間や
人とのつながりを大切にすること
その時間を楽しみつつ
その時間が環境問題につながってるという。

 

なんだか「ゆるやかに」って
Tottori Mama’sにとってすごく素敵なワード。

 

そこで毎日当たり前ある「明るさ」を考えて想像してみた・・・
私たちの生活に必要とする明かり。
夜景は本当に美しくて若かりし頃のデートといえば
ロマンチックな「夜景がきれいな場所」だったりして。

 

そんなママ、結構いるのではないかな~^^
(思い出して懐かしんで♡)

 

さて、明かりの下には人の営みがあり
そこには笑いや涙、色んな場面があり
きっとみなが日々を一生懸命に生きてるんだろうななんて思うと

私も頑張ろう

そんな風に感じたりして。

 

もしこの夜景の光が真っ暗になったらどう変化するんだろう。

 

自ら意図的に明かりを消すのか
突然他者によって消されたのかによって
気持ちの在り方は違うかもしれないけれど
自分で意図的に明かりを消してみるとして・・・想像してみる。

 

夜景を眺めるその位置も真っ暗で
目は見えるはずなのに 周りが全くわからない世界

そばにいる人と離れたら独りぼっちになった気がして
しばらくは離さないだろうし
喋り続けて、喋り続けてもらうかも。
我が子は、きっと慣れるまで私に抱きついているだろうなぁ。

 

そのとき空をみれば
月がいつもより明るく感じられたり
満天の星空だったら
きっと私は感動するだろうなと想像。

その美しい光景を子どもたちと共有したいと思うし
共有できたことに幸せを感じられそう。

 

そして、街
明かりの消えた場所にあるのは誰かの生活空間。

そこでどんな風に過ごしているんだろう。
私はどう過ごすだろうか。

 

明かりのない不便さに
腹立たしさでイライラするかもしれない
その場をどう楽しもうと考えるかもしれない
静かにただただ過ごしているかもしれない
色々あるだろうと想像するけれど
できれば穏やかな時間を過ごしていたいなと思う。

子どもが小さいと なかなかそうもいかないけれど…。

 

私が最初に想像したのは、キャンドルの明かりを灯したリビング。
子どもたちの声しかしない静かな時間。

 

きっと表情がはっきりわからないから
話す口調、空気感を感じようと子どもたちに意識を集中しそう。

 

なんだかそう思うと、いつも顔を見て話をしているつもりだけど
もしかすると全力に感じとれていなかったのだろうと思う。

いつも頭の中は「次は何をすれば効率的か」そればかりなんだなと改めて。
それじゃ、いつだってあわただしいはずだ。。。

 

全ては想像だけれど
たまには意図的に明かりを消してみるのもいいかも。

 

 

なんだか ≪どう過ごすか考える≫って
コロナで社会の変化が起こったときと
なんだか似ているかも・・・
私たちは
日々の慌ただしさから開放されたいと
自分の心のバランスを整える時間として
海を眺めたり
子どもと散歩したり
土手を走ったり
山に登ったり
空を見上げたり・・・

そこには
いつも「自然」が身近なような気がします。

 

自然の力をかりて生きている私たちは
心のバランスを整え穏やかにさせる
この自然の風景が
いつまでもありますようにと
口に出さなくても
きっと心では願っていると思うのです。

 
昼の時間が一番長く
明かりが必要な時間が一番短い
【夏至】に
いつもパワーをくれる自然への感謝を込めて
キャンドルナイトを楽しんでみようかな。

 

S__33423363