2024年11月13日(水)
令和6年度 鳥取県キャリアサポート事業「Build UP」
第8回目の講座を開催しました。
今回のテーマは、「コミュニケーションの基礎」。
講師には、株式会社イミカ 代表取締役の原田 博一(はらだ ひろかず)氏をお迎えし、人との関わり方や自分自身の思考・行動のクセについて深く学ぶ時間となりました。
◇ 偏見=悪いこと?実は「ものの見方の偏り」
講座は、「誰しもが偏見を持っている」という印象的な言葉からスタートしました。
「偏見」と聞くとネガティブなイメージを持ちがちですが、「ものの見方の偏り」と捉えると、誰にでも自然に備わっている感覚だと気づかされます。
この前提に立ったうえで、原田先生は【6眼モデル】という理論を用いながら、自分自身の思考傾向をひも解く方法を紹介。
「自分って、こういう思考パターンがあるんだ!」
「相手の行動にも、こういう理由があるのかも」
と、自己理解と他者理解の両面から、コミュニケーションをより良くするヒントを学びました。
◇ 自分の「志向」を知ることが、第一歩
6眼モデルを通じて、自分がどんな「志向」を持っているのかを理解すると、普段の行動や反応に「なるほど」と納得できる場面が増えてきます。
また、自分だけでなく、相手にもそれぞれの志向や行動パターンがあることを意識することで、対話や人間関係がぐっと楽になるという気づきも得られました。
参加者からは「もっと早く知りたかった!」「家庭でも職場でもすぐに活かせそう」といった感想も寄せられ、実践的な学びの多い時間となりました。
◇ 人と関わるすべての場面で活かせる“土台の学び”
今回の講座で学んだコミュニケーションの基礎は、職場だけでなく家庭や地域など、日常のあらゆる場面で活かせる内容でした。
「人と関わるって、難しいけど面白い!」そんな実感とともに、自分と相手を尊重するコミュニケーションの在り方について深く考えるきっかけとなりました。
アーカイブ視聴をご希望の方は、ぜひノートを手に取りながら、自分の思考や行動を振り返ってみてくださいね。