2025年9月1日、Tottori Mama’sでは「企業版父親学級」を米子高等専門学校にて実施いたしました。
当日は教職員の皆さま6名にご参加いただき、妊婦体験や出産・育児に関する講義を通じて、育児への理解や夫婦間の関わり方について学ぶ時間となりました。
👶 妊婦体験で「体感する」育児のはじまり
参加者の皆さんにとって印象的だったのは、「妊婦ジャケット」を使った妊婦体験。
お腹の重み、足元の見えづらさ、立ち座りの不便さなど、普段の何気ない動作が難しくなることを実感し、
「これは想像以上だった…」という驚きの声があがりました。
実際に体験することで、「パートナーのしんどさをもっと理解したい」という気づきが広がっていました。
🧠 学びと気づきが深まった講義内容
講義では、妊娠中〜出産後にかけてのホルモンバランスの変化や、女性の心身の揺らぎについても丁寧に解説。
参加者からは、
「知識はあるつもりだったが、改めて聞くと見え方が変わった」
「“手伝う”ではなく“二人で育てる”という言葉が心に残った」
といった感想が寄せられ、家族としてどのように関わっていくかを考えるきっかけとなったようです。
💬 アンケートから見えた声
研修後のアンケートでは、以下のような声が挙がりました。
- 妊婦体験で「気づくことがたくさんあった」
- 出産後の流れを知り、出産が少し身近に感じられた
- 職場として育休が取りやすい環境かどうかも気になる
- 男性として本音を出しづらい雰囲気もあった
こうした率直なご意見も、次回以降のより良いプログラムづくりにつなげてまいります。
🌱 これからに向けて
企業や教育現場で働く方々が、「父親として」「家族の一員として」どう関わるかを考える機会は、個人の意識変化だけでなく、組織全体の文化にも影響を与える大切な一歩です。
Tottori Mama’sでは、今後も企業・団体向けに、父親学級・育児参加支援プログラムを展開してまいります。
育休取得、夫婦のパートナーシップ、職場づくりのヒントなど、必要なテーマに応じて柔軟に対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
※企業版父親学級はR7の鳥取県委託事業として実施しております。