12月18日10時〜12時「Build UP」第8回目講座が行われました!
講師は第7回目講座と同じく、株式会社イミカ代表 原田 博一さん。
講座内容は「能力向上」です。
この日は、対面参加が2名、zoom参加が4名、アーカイブ4名の合計10名のママが参加。
実は今回が2023年度「Build UP」の最終講座!
ラストとなる今回は、会社の未来に貢献できる人材となることを目指して、データサイエンス・DX・UX・AIの基礎知識をしっかりと学んでいきますよ~!
「データサイエンス・DX・UX・AI
みなさんは、どれに興味が湧きますか?」
という、原田さんからの問いかけから始まりました。
パッと聞くだけでも、少し苦手意識を持ってしまいそうな横文字…。
参加者さんも「正直どれも意味が分からない」と答えます。
原田さんは、「これらの技術を今すぐ身に付ける、というわけではなく『こういうものなんだ!』と説明できる状態を目指していきましょう」と、明るく答えてくれました。
■デーダサイエンスについて
まずはデータを分析することで何が分かるのか?ということを学びます。
人間はとても感覚が優れている生き物。おおよそ、その感覚は当たっています。
例)
平日は空いている道路。しかし週末は混んでいるから避けよう。
しかし、この感覚を人に伝えるときには「なんとなくの体感」としか伝えることができないですよね。
この感覚を事実として伝えたいとき、数字としてのデータがあると根拠に基づいて説明することができます。
また、感覚だけでは気が付いていなかったことも、データを分析することで定量的に気が付くことができます。
では、何のためにデータ分析するのか。
もしも今後の仕事でデータ分析するとなったら、目的によってデータ分析の方法も変わるため、予測を依頼されているのか?要約を依頼されているのか?を意識してみてくださいね。
ポイントは集計ではなくて分析。
ただの集計グラフだと誰でもできてしまうため「あなたに頼んで良かった!(武器)」にするためには、分析する力を身に付けることが大切と教えていただきました。
原田さん:ただの集計(一変量分析)ではなく、二つの観点でデータを集計する(二変量分析)することでデータ分析ができるようになり、「わたし、データ分析できますよ!」という武器になります。
実際に、「Build UP」の参加者アンケートのデータを原田さんがデータ分析すると興味関心が似ている人が分かりました。
このデータをもとに講座内でのグループ分けなどに活用することもできますね。
集計ではなく分析に意識を持つと働く上での武器となり、新しい世界を見ることができることを実感しました。
■DXについて
続いては、DX、UX、CXという似た言葉について学びます。
DXのポイントは、電子化するだけでなく顧客の人が直接デジタルのメリットを得られているかどうか。
回転寿司のスマホアプリなど、DXは私たちの生活にもうすでにあるため横文字に恐れる必要はないと、日常生活にあるDXの例を挙げながら教えていただきました。
■AIについて
近年よく耳にする「AI」という言葉。実はAIの歴史は長く、今は第三次のAIブームなのです。
第一次AI、第二次AIと違い現在のAIはディープランニング(機械が自らルールを見出す)。
ということで、実際に原田さんがMicrosoftbingにあるイメージクリエイター(画像を自動で作る生成AI)を活用していきます。
どんな画像を生成したいか、具体的に入力していきます。
「赤い空を飛ぶ、15頭のイルカの絵」と生成すると…
一瞬で入力した通りの画像が生成されました!
参加者のみなさんで楽しみながら様々な画像を生成していきます。
続いて、ExcelとAIの今後についての動画を視聴し、ものすごい速さ革命が起こっていることを学びました。
あまりにも進化している世界に、参加者さんからも驚きの声が続出し、その使い方には感動してしまうほど。
(アーカイブではその活用動画も紹介していただいているので、見ることができます!)
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2045年に人の知能をAIが超えると予測されているけれど、多分もっと早いと原田さんは考えます。
「これなあに?」と人に聞く感覚で、AIを利用できるようになると仕事のやり方が変わるに違いないでしょう。
難しいと考えてしまいがちなテーマのため、自分だけだと中々学ぼうと思えれないかもしれないですが、実例を交えた分かりやすい解説と、AIツールを実践しながらの原田さんの講座は、苦手意識を感じている方にこそ見ていただきたいと思います。
これから先、未来志向の働き方を希望する方は、ぜひアーカイブ動画をご覧くださいね。
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今回が全8回講座のラストだった「Build UP」。
冬の感染症の影響などで、この日のリアル参加者さんは少なかったのですが、会場に来て下さった参加者さんにはお子様の成長を感じられる足形プレートのプレゼントもお渡ししました♪
育休中も育休明けも、子育てやお家のことで大忙しな日々ですが、「Build UP」での学びが少しでも参加者のみなさんの助けとなることを願っています。
困った時やもう一度学び直したいときには、アーカイブ動画や配布資料、公式LINE等「Build UP」を生活のそばにおいて、いつでもご活用していただけると幸いです。