【よりん彩活動支援事業『公開講座』】
我が子を守りたい
「サバイバル防災講座 ~ママやパパに伝えたい大切なこと~」
2016年(平成28年)10月21日に起こった鳥取県中部地震。
Tottori Mama’sは、その日 鳥取市で「赤ちゃん運動会」の開催日でした。
運動会が終了し、片付けが終わり、体育館から出た瞬間に起こりました。
本当に突然の出来事で揺れが怖く身動きできず。
揺れがおさまって
近くにいたスタッフやママたちと声をかけあい
揺れがおさまった安心と
また揺れるのではないかという不安と
保育園や学校にいる我が子たちは大丈夫だろうかと
不安が大きかったものです。
震源地近くにお住まいの方の不安を想像すると
言葉にならないほどだったのではないかと思います。
あれから1年半。
「いつ何が起こるかわからない」
他人事ではないと防災について意識が高まってきました。
小さなお子さまがいるママからも、地震・自然災害が起こった時の対応を知っておきたいという声も多くあります。
学校や職場で避難訓練はするものの
家庭で子育てしているママたちは訓練をする機会がありません。
特に小さな子どもと一緒にいるとき
子どもを守るために、どうしたらいいのか。
子どもの命を守れるだろうか。
これも知識と訓練が必要になってくるのではないかと思います。
今回の講座は、子育てをされる方の防災の学びの機会にしていただきたいと思っています。
講師は、国際災害レスキューナースとして国内外の大規模災害が発生した現場へ自衛隊のヘリなどで、現地へ派遣され、活動をされておられる辻直美氏。
辻直美先生は「まぁるい抱っこ」で有名な方で、鳥取にも3年前から毎年お越しいただき、子育て中の方へ向けた講座を開催いただいております。
今年は、災害現場にいち早く派遣され、救助支援活動を行ってこられてきた辻先生から、地震や火災などの災害時に、家族を守るために必要なノウハウや普段から持ち歩くべき100均で購入できる防災グッズの紹介や新聞、ビニール袋、缶詰などで代用できるサバイバルグッズの作成方法を教えていだだきます。
東日本大震災、御嶽山噴火災害、広島土砂災害、熊本自身など、震災地でのレスキュー活動や被災者の心のケアをされてこられた辻先生から、「子どもの命を守るため」の防災について一緒に学びましょう。
*******
日時:6月2日(土)10:00~12:00
会場:県民ふれあい会館 5F 講義室
対象:子育て中の方、子育てが始まる方、子どもと関わる仕事に従事されている方、防災のテーマに関心のある方
料金:3500円/人 (中学生以上チケットが必要となります)
定員:50名
その他:託児はありません。お子さまと一緒に参加される方は、保護者様の見守りのもとご参加ください。また、音の出るおもちゃは会場内ではお控えください。授乳室は別室をご用意しておりますので、ご利用ください。
=申込方法=
当講座はチケット販売となります。
◆チケット予約先:
申込フォームより
①参加者名(全員)
振込をご希望の方は、申し込み後に振込先をお伝えさせていただきます。
郵送は振込確認後の発送となります。
◆チケット販売先:
日本財団まちなか拠点(平日9時~17時)
Tottori Mama’sイベント開催時(スケジュールはHPをご覧ください)
=講師プロフィール=
辻直美 氏
正看護師。育母道代表。吹田市民病院(整形外科、内科、産婦人科、救急)に勤務の後、大阪府より任命され2年間、上海での医療提供活動に従事。帰国後、聖路加国際病院救命救急センターに勤務。当時、地下鉄サリン事件の救急救命にあたる。その後、国際救命救急災害レスキューナースとして、東日本大震災、御嶽山噴火災害、広島土砂災害、熊本地震などの被災地で救命活動、被災者の心のケアに従事する。DMAT所属(※1)
看護師として働く傍ら、自身の育児と同居の舅姑の介護をきっかけにスリングと出会い商品化。現在では、ベビーの抱き方、親としての在り方、災害時の対応の仕方など、育児に関するさまざまな講演会や講座を全国で開催している。
※1
DMAT(災害派遣医療チームDisaster Medical Assistance Team ディーマット)
医師、看護師、業務調整員(医師・看護師以外の医療職及び事務職員)で構成され、大規模災害や多傷病者が発生した事故などの現場に、急性期(おおむね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームです。(HPより)