「子育てしながら働き続けたい」と願う育休中のママの声から生まれたプログラム。
【産後の仕事復帰のためのプログラム】
この取組みで、ママが子育てしながら働くとうイメージが復帰前に描けられ、
自信を持って職場に復帰できるよう、
ママのそんな困り事が少しでも減りますようにとプログラムをスタートします。
スタートの第1回目には
【智頭 女性と子どものサポートセンター いのちね】代表であり
助産師 岡野眞規代先生にご講演をいただきました。
公立病院や民間病院での経て、1999年に、日本の昔ながらの自然なお産ができる吉村医院の「お産の家」開院と同時に婦長として勤務されました。
その後、当たり前ではなくなってしまった『自然なお産』が人の人生全体にわたって大きな意味を持ち、「人が本来持つ力の凄さと、内側に宿る神々しさ」をお産の中に取り戻すことがいかに大事かを全国各地でご講演されていらっしゃいます。
今回も岐阜でご講演され、そのまま帰鳥され会場にお越しくださいました。
ご講演では 社会で【便利】が進むのは、よいここともあるけれど 人間の身体は これまで使っていた機能や感覚が低下しているということ。
それが「お産」のとき、どう関わりがあるのかということや 妊娠中に母親がどう過ごすかによって子育てが変わるというお話もありました。
ここで、私を含め、みなさんがすでにお産を終えられた方。。。
妊娠中を振り返って、 あー・・・自分はこんな風に過ごしていたなぁ。。。
と少し反省のような気持ちになった方もいらっしゃるかと思うのですが
「それは過去の話。これからでも変えていえるのよ」
という安心するお言葉もありました。
どう変えていくのか。
こうしたらいいよという「これ」ではなく 岡野先生がこれまで出会われたママたち、お産の経験のお話から きっと、ご参加くださった方々は気づきを得られたのではないかと思います。
その人にとって何がいいのか この子にとって何がいいのか 一般論を自分や我が子と当てはめることなく 人と違っていいんだと思えること 我が子に そう接することは 互いの安心につながるということも。
そして「人と違ってていいんだよ」と言いやすい社会つくりができたらいいですねと。
快や不快は人それぞれあるように 自分が何を心地いいとするのか 見つめ直してみましょうとおっしゃっておられました。
格言のようなお言葉がたくさんあり レポートにまとめきれませんが
子どもの能力、才能を信じること。 大丈夫と信じること。
子どもたちの安心と幸せな生き方につなぐ、愛の循環をしてゆきましょうね
と、愛のあるお話をたくさんお聞かせいたただく中で、涙される方もいらっしゃいました。
無意識の中にも 「こうあるべきだ」という刷り込みで それが自分を悩ませたり 辛かったりすることがあるのかもしれません。
岡野先生から こういう生き方もあるのじゃないかな? と 教えていただいたように思います。
今回は育休中の方だけではなく 子育てに携われる方々もご参加くださいました。
アンケートを拝見しましたら、 ほとんどの方が「気づき」があったと教えてくださいました。
この気づきが もしかすると「こうでなければならない」という刷り込みからの変化になるかもしれません。
ママたちの自分との向き合い方 我が子との関わり方に よい変化となり、貴重で大切な我が子と過ごすこの時期を有意義に さらに楽しい、幸せを感じる日々となりますように。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
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産後の仕事復帰のためのプログラム 詳細とスケジュール