家事サーカスレポート
8月9日に「探求学童 ガクドゥーン!」でワークショップをしました。
参加してくれた子ども達は夏休みで学童を利用している小学校1年生~5年生、34人。
中でも1年生~2年生が多く、元気いっぱいで賑やかな雰囲気。
今回のワークショップは、家の中にはどんな家事があるか子ども達みんなで意見を出し合い、出てきた家事に動物の名前を付けよう!という内容。
まず初めに自己紹介。
森田さんを筆頭に、鳥大生2名も一緒に子どもをサポートします。
ワークショップの流れ
4~5人のグループに分かれて家事を思い付くだけ付箋に書き出します。
「一番たくさん家事を思い付いたチームが勝ち!制限時間は10分だよ!」
と、ゲーム感覚で子ども達もやる気十分!
子ども達は、それぞれお母さんやお父さんなど、お家の人を思い出しながら一生懸命付箋に書き出していました。
「もう家事が思い付かない~」と言っていた子も「いつもお家の人にどんなことしてもらってる?」と声をかけると「宿題の丸付け!」「髪の毛結んでもらってる!」など、またどんどん思い付いて付箋に書き出していました。
みんな出した家事を「料理・洗濯・子育て・掃除」の4つのカテゴリーに分けていきます。
次に、そのたくさん出てきた家事の中で重なっている家事を1つにまとめます。
そうして出てきた最終の数を発表。
次に、このたくさん出てきた家事に動物の名前を組み合わせて「かじZOO」をたくさん考えたチームが勝ち!
家事×動物、意外と考えるのが難しく、頭を悩ませる様子もありましたが、さすがは子ども達。コツを掴むとどんどん「かじZOO」が誕生していました。
最後にそれぞれにチームに一押しの「かじZOO」を発表してもらいます。
「ごみをはくま」「洗濯物を干すずめ」「お風呂をあらいぐま」「せんたくじら」などなど。
みんな笑顔で楽しそうに発表をしてくれます。
小さな付箋のスペースに「家事ZOO」の絵も書いてくれた5年生のMくん。
このままポスターにできるのでは!?絵心とアイディアに感動しました!
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今回のワークショップを通じて、意見を出し合うときにお家の中の家事を一生懸命思い出すことで、いつも気にしていなかった家事を意識するきっかけになるのではと感じました。
今までは気にしていなかったお家の仕事を気にすることで、新たに見えてくる気持ちや行動もあるはずです。
今日ワークショップを行った子ども達がお家に帰宅したとき、家の人が行う家事を見る視点に変化があると嬉しいなと感じました。