9月25日10時〜12時「Build UP」第2回目講座が行われました!
講師は、らふうら 三輪よし子さん。講座内容は「からだケア」です。
この日は、対面参加が4名、zoom参加が3名、アーカイブ5名の合計12名のママが参加。
生理・妊娠・出産・産後・更年期…などなど、女性なら誰もが気になる「からだ」について学びます。
まずは、座ったままで行えるストレッチで、日々育児を頑張っているママの身体をリラックス。
「頑張りすぎず、無理をせず、気持ち良いと思うところで大丈夫。」
と、声掛けをしてくださる三輪さんの声がまた心地よく、参加されたママたちも気持ち良さそうに身体を伸ばしていました。
朝起きてから、赤ちゃんの抱っこや料理や掃除と、ずっと使い続けている腕。
手首もひじも、肩甲骨も強張っています。
自分の身体に意識を集中し、労うように息を吐いてストレッチを行いました。
参加されたママたちは、今後も思い出したタイミングでストレッチしてみてくださいね。
ストレッチをしてポカポカとしたところで講座のスタートです。
まずは、産後の生理をもとに身体のセルフチェックをして、ママ達の現在の身体について振り返ります。
そして、一見生理とは関係がなさそうな生活についても振り返ります。
パソコンやスマホの使用時間、手の冷えや、まさかの耳の固さまで!
意識していなかったところにまで生理が繋がっているという事実に驚き、思わずみんな自分の耳をもみもみ。
講座では実際に固くなった耳ををほぐす方法も教えていただきました。
パソコンやスマホが当たり前となった現代ですが、実は目の使い過ぎが女性の身体にまで影響していることを学びます。
生理とは、排便や排尿と同じ排泄反応のひとつ。
本来であれば「すっきり!」という快感覚があるものですが、現代の生活リズムの影響を受け、生理痛や身体のだるさなどの不調が生理を不快なものにしているのです。
では、どのような状態が「理想の生理」なのか。
「理想の生理」を過ごすためには、どうしたら良いのか。
毎月憂鬱な期間と捉えていた生理が快適になるなんて、女性なら夢のようですよね。
講座では「理想の生理」を過ごすための簡単なセルフケアも教えていただきます。
まずは、生理が起きる仕組みや子宮内膜症などの婦人科系の病気が起きてしまう理由を図と共に、とても分かりやすく説明していただきます。
そして「理想の生理」を迎えるために、身体からメッセージを送られているということを理解します。
今回のレポートでも、どんなメッセージが出ていて、どんなケアをすると良いのか少しご紹介しますね。
■生理7日前
身体の変化:後頭部かゆるむ
身体からのSOS:頭痛・イライラ・精神的に不安定・甘いものが食べたい…
セルフケア:後頭部・首に蒸しタオルをのせて10分~15分のんびり過ごし、後頭部と首をゆるめる。
■生理2~3日前
身体の変化:肩甲骨がゆるむ
身体からのSOS:胸が張る、胸が痛い
セルフケア:胸に蒸しタオルをのせてリラックス。ヨガのポーズ「胸の指圧」みずかきをもみほぐし、肩甲骨をゆるめる。
(実際のもみほぐし方もレクチャーしていただきます!)
■生理1日前
身体の変化:骨盤がゆるむ
身体からのSOS:お腹が痛い、腰がだるい
セルフケア:足首を温めて骨盤をゆるめる。
そして実際に生理が始まったあとは、身体とこころをゆっくりと過ごします。
生理2日目をピークに経血も排出され、4日目には経血が終わります。
ですが、ダラダラと経血が1週間以上続く場合は身体からのSOS、ということも教えていただきました。
このように「からだケア」講座では、骨盤の作りと生理の仕組みをきちんと理解し、毎月不快だと感じていた生理前後の不調は、実は身体からのSOSだった、ということを学びました。
生理はわたしたち女性を困らせる存在ではなく、からだの大掃除をしてくれていたのです。生理を通じて毎月生まれ変わることができるのですね。
今まで身体からのメッセージに気が付いていなかったと考えると、なんだか自分の身体を抱きしめたくなるような、大切にしてあげなきゃ…と、ハッとしたママも多いのではないでしょうか。
日々の家事育児がどうしても忙しくて、自分の身体ことは後回しにしてしまいますが、今、そして未来の自分のために1つでもケアを取り入れていただけると嬉しいです。
今回のケアを通じて、参加者のママたちが心も体も万全の状態で育休復帰の日を迎えることができますように、「Build UP」はこれからも応援を続けて参ります!
■今回の講座では、具体的なストレッチ方法やセルフケアを講師の三輪さんが動きながらレクチャーしてくれております。
動画を視聴していただくと、より分かりやすいかと思いますのでアーカイブ動画をご希望の方は気軽にお問い合わせくださいね。